2018年12月9日日曜日

夕景

NEX-5N CONTAX Planar 45mm F2(G)

なんの変哲も無い普通の夕景です。
真逆光なので露出はハイライトが飛んでいますね。
電柱が途中で消えています^^;w

しかしながら、このなんの変哲も無い写真からプラナー2/45の底力を見せつけられた気がしました。
ハイライトが飛んでいると言っても、限界点が極めて高い!
電柱の上の方は飛んでいますが、遠くの山並みはシルエットを保っています。
驚かされるのはシャドー部のトーンですね。
建物の影の部分が黒つぶれしてもおかしく無い条件ですがしっかりとトーンを描いています。
窓枠とかエアコンの室外機とかしっかりと描写していますね。

プラナー2/45はRTSのプラナーに比べるとコントラストが開放絞りからしっかりと出ると以前書きました。
確かにその通りではありますが、コントラストが強いニコンのレンズとかは、あえてシャドーを黒く塗りつぶすことによって主題の存在感を強調しているように感じますし、実際の絵としては見応えのある作品になっているものもたくさん確認しています。

しかしながら、コントラスト再現性は非常に高いのに、中間調のトーン表現がきめ細かいというのか、グラデーションがしっかり出てくれるというのか??
相反する感じの両方の特性を高次元で兼ね備えているのがCONTAXプラナー2/45(G)と言えるのでは無いでしょうか?

この傾向はニコンのレンズとライカのレンズを撮り比べて中間調を比較しても同じような結果が出ていたと記憶しております。
RTS時代のZeissレンズは階調表現の豊かさで定評がありましたが、COONTAX Gレンズはさらにコントラスト再現性を高めたより透明な純度が高いレンズに進化しているようですね。





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